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  • 2025-06-18 お知らせ 遺品整理

    遺品整理業者とのトラブル事例|悪徳業者の特徴と安全な業者の選び方

    「遺品整理を業者に依頼したい」「悪徳業者に引っかかったらどうしよう」このような不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

    遺品整理は精神面・体力面ともに大きな負担となりますが、信頼できる遺品整理業者に依頼することで負担の軽減ができます。一方で、毎年遺品整理をめぐるトラブルが発生しているのも現状です。

    この記事では、実際に遺品整理業者とのあいだで発生したトラブル事例を紹介しながら、悪徳業者の特徴や信頼できる業者を選ぶポイントについて解説します。

    万が一遺品整理業者とのトラブルが起こった場合の相談先も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

    なお遺品整理を自分で行う方法や、自分で行うデメリットについては、下記の記事で詳しく紹介しています。

    関連記事:遺品整理を自分でやる方法とトラブルを防ぐコツ、事例や費用相場を紹介

    遺品整理サービスに関する相談は年間100件以上

    遺品整理サービスに関する苦情や相談は、独立行政法人国民生活センターが運営する「PIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)」に数多く寄せられています。

    PIO-NETによると、2013年以降、2018年6月30日までに登録された遺品整理サービスに関する相談件数は522件にも上り、とくに2017年には年間105件と100件を超えるペースで報告されています。

    ▲出典:PIO-NETにおける「遺品整理サービス」に関する相談件数の推移|総務省

    なぜこれほどまでに遺品整理サービスに関するトラブルは多いのでしょうか?その大きな理由の一つは、遺品整理業が「業法」によって明確に定義されていない点にあります。

    たとえば引越し業を営むにはトラック運送事業者として運送業許可を取得する必要がありますが、遺品整理業には明確な定義がありません。つまり極端な話をすれば、誰でも「遺品整理業者」を名乗って営業を始めることが可能なのです。

    このような背景から、遺品整理は業者ごとにサービスの質や料金体系に大きな差があり、消費者とのトラブルに発展しやすくなっているのが現状です。

    遺品整理業者とのトラブル事例

    遺品整理業者との間で発生するトラブルには、いくつかの典型的なパターンがあります。

    ここでは、国民生活センターやSNSなどに寄せられた消費者の声をもとに、具体的に遺品整理業者とのあいだで起こったトラブル事例を紹介します。

    遺品整理業者とのトラブルで起こりやすいパターンは、下記のとおりです。

    • 高額な追加料金が発生した
    • 大切なものを無断で処分された
    • 価値のある遺品・現金を盗まれた
    • 契約キャンセルが高額だった
    • 契約をしたが作業が始まらない

    高額な追加料金が発生した

    遺品整理業者とのトラブルでとくに多いのが、「見積もり外の高額請求」です。

    作業前に提示された見積書では適正な価格だと思って依頼したのに、作業当日になってから予期せぬ追加費用を請求される事例が後を絶ちません。

    たとえば「トラックに積みきれない量の荷物が出たため追加でトラックを手配する費用が発生した」「家具の運び出しに特殊な作業や人員が必要となった」などといった理由で料金が加算される場合があります。

    悪質なケースでは、見積書の内容自体があいまいで、事前に確認や説明を行わず、作業後に突然追加料金を請求されることも。

    依頼者が高齢であったり、葬儀後で精神的に疲れていたりする状況に付け込んで、強引に追加請求を迫る業者も存在するため、業者選びは慎重に行う必要があります。

    実際にあった遺品整理業者から高額な追加料金を請求された事例を紹介します。

    ①見積額の2倍以上の費用を請求された

    一人暮らしをしていた母が亡くなり、実家の遺品整理のため、インターネットで検索した事業者に電話して見積もりに来てもらった。見積金額は141,000円で、その内訳はスタッフ4人の人件 費が76,000円、2トントラック1台25,000円、トラック1台分の廃棄物処理代4万円だった。他社との見積もりと比較して、この事業者に作業を依頼し、昨日作業に立ち会った。事業者はトラック1台分の荷物を積み込むと、4万円を先払いしてもらわないと廃棄物処理ができないと言うので現金で4万円を支払った。その後も荷物の処理のため、3往復し、その都度4万円を支払っ たが、時間内に作業が終わらず荷物はまだ残っている。事業者から請求された金額は32万円で、 当日持ち合わせていた20万円を現金で支払ったが、残金12万円を請求されている。見積もりの際、廃棄する荷物が多ければ追加費用が発生するという説明は聞いていない。見積書にもその記載はなく、契約書もない。残った荷物を廃棄して、見積金額以上の金額を返してほしい。(2018年2月受付、60歳代、女性、給与生活者、滋賀県)

    引用:こんなはずじゃなかった!遺品整理サービスでの契約トラブル|独立行政法人国民生活センター

    ②見積もり額が5倍以上上乗せされた

    亡くなった父の家にある遺品を整理してもらうため、知人に紹介された遺品整理業者に電話し、見積もりを頼んだ。現地で待ち合わせ、最初は30万円くらいと言われたのに、次々と料金が追加され、合計で約160万円になった。見積もりだけのつもりだったが、結局その日に契約した。他業者と比べて高額だと分かったので、翌日、キャンセルしたいと電話したら、手付けとして支払い済みの5万円は返せないと言われた。(60歳代 女性)

    引用:遺品整理を頼むときは、複数の事業者から見積もりを|独立行政法人国民生活センター

    大切なものを無断で処分された

    遺品整理業者とのトラブルとして、「これは残しておいてほしい」と事前に明確に伝えていたにもかかわらず、勝手に処分されてしまったという事例も多く報告されています。

    処分されたもののなかには、故人との思い出が詰まったアルバムや手紙、長年使用してきた家具など、金銭的な価値以上に感情的な価値をもつ遺品も。

    とくに作業日に立ち会えなかった場合や、担当スタッフ間での情報共有が不十分な場合にこうしたミスが起こりやすく、取り返しのつかない後悔を招くことになります。

    遺品整理は単なる片付けではなく、故人の人生や思い出を整理する行為だからこそ、事前の打ち合わせや指示内容の明確な記録が重要です。

    実際にあった遺品整理業者に大切なものを無断で処分された事例は、下記のとおりです。

    ①事前に必要だと伝えていたものが処分された

    母が亡くなったので遺品を処分するために、インターネットで探した事業者3社から見積もり をとった。1番安い事業者に依頼し、2か月前に作業員3人に作業してもらった。その場で自分が不要か必要か判断して近くにいた作業員に指示を出し、2トントラック3往復分の遺品を運び 出してもらったが、翌日ラジカセがないことに気がついた。その後もDVDプレーヤー、ゲーム 機、布団、辞書がないことが分かった。これらは自分の物で、遺品と分けて事業者に処分しないように指示したものであるが、誤って別の作業員が運び出したようだ。作業も遺品を乱暴に扱うなど雑であった。どうにかして取り戻したい。 (2017年10月受付、50歳代、男性、無職、愛知県)
    引用: こんなはずじゃなかった!遺品整理サービスでの契約トラブル|独立行政法人国民生活センター

     価値のある遺品・現金を盗まれた

    遺品業者に価値のある遺品や現金を盗まれたという事例も報告されています。

    遺品のなかには、現金や高価な骨董品、美術品、ブランド品など金銭的な価値をもつものもあります。

    こうした遺品は換金性が高いため、悪質な業者にとって格好の標的となりやすいのが現実です。

    実際「作業中に発見した現金を報告せずに持ち帰った」「依頼者の許可を得ないまま価値ある品物をオークションやフリマアプリなどで売却された」などという事例が報告されています。

    とくに注意が必要なのは、こうした不正行為に依頼者が気づきにくい点です。遺品整理作業から数日後にトラブルに発展することもあり、証拠が残っていないことから泣き寝入りせざるを得ないこともあります。

    貴重品の取り扱い時は立ち会う、立ち会いが難しい場合は信頼できる第三者に確認を依頼するなどの対策が重要です。

    実際に遺品整理業者に価値のある遺品・現金を盗まれた事例を紹介します。

    ①オークションの詳細明示を拒否された

    契約キャンセルが高額だった

    「見積もり無料」とうたっているにもかかわらず、契約後にキャンセルを申し出た際に高額なキャンセル料を請求される遺品整理業者とのトラブルも発生しています。

    たとえば「事前に十分な説明もなく契約書にキャンセル料の記載が小さく書かれていた」「キャンセルするなら手付金は返せない」などの事例が見られます。

    「強引に契約を迫られて十分に比較検討できなかった」「見積もりだけのつもりで話を進めていたにもかかわらず契約が成立していた」とされる悪質な事例も。

    遺品整理の契約時には複数の業者の見積もりを比較し、見積書や契約内容の不明点はその場で質問することが大切です。

    実際に遺品整理業者に高額な契約キャンセル料を請求された事例を紹介します。

    ①契約キャンセル後に高額な請求をされた

    遠方で一人暮らしをしていた母が亡くなったため、母が居住していた地域の便利屋に遺品整理をしてもらうことにした。親族が当該地域の近くに住んでいたため、親族立ち会いのもと、母宅の家財等を見てもらい見積もりを出してもらった。3日間の作業で費用は37万円であったが、その内容で了承し契約をした。後日20万円で作業してくれる事業者を見つけたため、契約した事業者にキャンセルを申し出たところ、キャンセル料として17万円を請求された。キャンセル料について説明はされておらず、高額で納得できない。(2017年7月受付、60歳代、男性、給与生活者、岐阜県)

    引用:遺品整理を頼むときは、複数の事業者から見積もりを|独立行政法人国民生活センター

    ②契約キャンセル時に手付金が返ってこない

    他県に住む母が亡くなり、遺品整理の事業者に 5 日前に来てもらって見積りを取った。その時に内金2万円を支払った。領収書はもらわなかったが見積書に内金 2 万円受領と記載はある。昨日、キャンセル を申し出たが、内金は返金しないという。理由はトラックの手配や手間賃だという。 見積りは無料という業者のはずだし、家の整理を依頼しているのは まだ2か月以上先である。返金してもらえないか。

    引用:遺品整理のサービスをめぐる現状に関する調査結果報告書|総務省行政評価局

    ③契約キャンセル料金が契約額の半額だった

    ネット検索で『1LDK8万円』と示されているのを見て依頼したのに、見積もりしてもらうと、1LDKなのに16万円と言われ、明細も示されなかった。そのまま契約してしまったが、解約しようとすると契約額の半額を求められた。

    引用:家じまい|神戸新聞NEXT

    契約をしたが作業が始まらない

    契約後に約束された作業日になっても、実際には作業が開始されないという遺品整理業者とのトラブルもあります。

    とくに故人が住んでいた住居が賃貸物件である場合は、契約の解約期日が迫っていることが多く、作業の遅延は家賃の追加負担や不動産管理会社とのトラブルにもつながりかねません。

    また遺族が遠方に住んでいるケースでは、作業のためにわざわざ日程を調整して現地に出向いているにもかかわらず、業者側の都合で作業が延期されるといった問題も発生しています。

    なかには業者が手付金を受け取ったまま作業を行わず、連絡も取れなくなるといった悪質なケースも。

    このような事態を避けるためにも、契約時には作業日や対応の流れについて書面で明確に取り決めておくことが重要です。

    実際に遺品整理業者と契約をしたが作業が始まらなかった事例を紹介します。

    ①予定日に作業が始まらない

    兄が亡くなったため、スマートフォンで検索して見つけた遺品整理事業者に兄宅に来てもらい、見積もりを出してもらうことにした。夫からその場では契約しないように言われていたが、事業者から、「今日決めてもらったら安くなる」、「早く決めた方が早く始められる」など言われたので、その場で324,000円で契約し、手持ちの24,000円を支払った。「土日のうちにポストに鍵を入れておけば週明けから準備を始める」と言われたので契約したが、週が明けても作業が始まる様子がなかったため、事業者に電話をしたところ、「作業日はまだ決まっていない」、「来週末からではどうか」と言われた。「賃貸の解約をしないといけないので、もっと早くしてほしい」と伝えたが、 信用できない。クーリング・オフできるか。見積書を見返したら、作業日は「今月末まで」、「作業日の2日前まで違約金10%」と書かれているが、事業者から説明は受けていない。 (2018年4月受付、60歳代、女性、家事従事者、兵庫県)

    引用: こんなはずじゃなかった!遺品整理サービスでの契約トラブル|独立行政法人国民生活センター

    ②遺品整理業者が途中で作業を放棄した

    遺品整理事業者の比較サイトをみて、申し込んだ事業者が、作業の途中で帰ってしまった。連絡が来ないので電話をしたが、電話番号が使われていないとのアナウンスになった。比較サイトに苦情を伝えると「調べる」と言われたが、返事がない。

    引用:デジタル・プラットフォームに関する消費生活相談の概要と相談事例|独立行政法人国民生活センター

    トラブルが起こりやすい悪徳遺品整理業者の特徴

    遺品整理を安心して任せるためには、事前に悪徳業者の特徴を把握しておくことが重要です。

    遺品整理業者選びに失敗すると、高額な請求や大切な遺品の破損、無断処分など、深刻なトラブルに発展する可能性があります。

    ここでは、トラブルが起こりやすい悪徳遺品整理業者の特徴について紹介します。

    • 極端に費用が安い
    • 見積もりが曖昧である・見積書をださない
    • 契約をせかされる
    • スタッフの対応が雑である

    極端に費用が安い

    他社よりも明らかに安すぎる金額を提示する遺品整理業者には注意が必要です。

    作業後に高額な追加請求をしてくるケースや、不法投棄によって処分費を抑えているケースもあります。

    とくに「無料の不用品回収」をうたっているチラシや近所を巡回している軽トラック業者などは、信頼性を慎重に見極めましょう。

    安さに惹かれて依頼してしまうと、あとから「大型家具の運搬料」「階段使用料」「仕分け作業費」などと理由をつけて追加料金を請求され、結果的に割高になることもあります。

    見積もりが曖昧である・見積書をださない

    トラブルが起こりやすい悪徳遺品整理業者の特徴として、見積書を提示しない、または「遺品整理一式」などといったあいまいな表現で済ませてしまう業者が挙げられます。

    見積もり内容が明確でない場合、後から「この作業は見積もりには含まれていない」と言われて追加請求されるリスクが高まるからです。

    見積もりを依頼する際は、作業人数や、車両台数、仕分け・運搬・処分の内容など、各項目の内訳を細かく確認し、書面で残しましょう。口頭のみでやりとりを済ませようとする遺品整理業者は避けた方が無難です。

    契約をせかされる

    「今決めてくれたら割引になる」「すぐに作業に取りかかれるのは今日の契約だけ」など、即決を迫る遺品整理業者にも注意が必要です。

    こうした業者は、他社と比較検討されることを嫌い、冷静な判断をさせないように誘導します。

    なかには、契約後にキャンセルしようとすると高額なキャンセル料を請求されたり、手付金が返金されなかったりする事例もあるため、慎重に対応しましょう。

    契約書にサインする前に時間をおいて、冷静にかんがえたり、家族と相談したりすることをおすすめします。

    スタッフの対応が雑である

    スタッフの対応が雑であることも、トラブルが起こりやすい悪徳遺品整理業者の特徴です。

    「見積もりの連絡が遅い」「電話対応が横柄」「不明点の説明を避ける」といった対応をする遺品整理業者は、実際の作業も同様にずさんである可能性が高くなります。

    大切な遺品を乱暴に扱われたり、作業日までに段取りができず引越しや不動産契約に影響が出たりといったトラブルにつながる恐れも。

    遺品整理業者とのやりとりは、最初の問い合わせ段階から丁寧さや誠実さを見極めましょう。信頼できる遺品整理業者であれば、質問にしっかり答え、作業内容について丁寧に説明してくれます。

    遺品整理業者とのトラブルを避けるコツ

    遺品整理を安心して進めるためには、遺品整理業者とのトラブルを未然に防ぐ工夫が欠かせません。

    しかし、初めて遺品整理業者に依頼する方は、何を基準に業者を選ぶべきか、どのような点を確認しておくべきかが分かりづらいことも多いでしょう。

    ここでは、遺品整理業者とのトラブルを避けるコツを紹介します。信頼できる業者を見極め、大切な遺品の整理を安心して任せましょう。

    • 複数の遺品整理業者で見積もりをとる
    • 遺品整理に必要な資格や許可を確認する
    • 遺品整理業者の口コミや評判を確認する
    • 見積もり時にサービス内容を確認する
    • キャンセルの可否やキャンセル料金を確認する
    • 残しておく遺品は明確に分けておく

    複数の遺品整理業者で見積もりをとる

    遺品整理業者を依頼する際は、複数の業者から見積もりをとりましょう

    1社だけの見積もりでは、その料金が相場に対して高いのか安いのか判断することができません。少なくとも3社以上に見積もりをとることをおすすめします。

    複数の見積もりを比較することで、相場の把握がしやすくなり、必要なサービスの有無や料金の違いも比較検討できます。

    また、スタッフの対応や説明の丁寧さを比べることで、その業者が信頼できるかどうかを見極める材料にもなるでしょう。他社と比較されないよう、契約を急かすような業者は避けることを推奨します。

    遺品整理に必要な資格や許可を確認する

    遺品整理に必要な資格や許可を確認するのも、遺品整理業者とのトラブルを避けるコツです。

    遺品整理業者を名乗るための特別な資格はありませんが、不用品の処分を行ったり、不用品の買取りを行ったりするには資格や許可が必要です。

    適切な許可や資格を取得していない遺品整理業者に依頼すると、不法投棄や不正転売といったトラブルに巻き込まれる可能性も。

    遺品整理業者に遺品整理を依頼する際は、下記の資格や許可の有無を確認すると安心です。

    • 一般廃棄物収集運搬許可:一般廃棄物の収集・運搬を業として行うために必要な許可
    • 古物商許可証:不用品の買取やリサイクルを行う場合に必要な許可
    • 遺品整理士資格:遺品整理に関する一定の知識と倫理を持った作業員が在籍している証(民間資格のため取得していない業者も多い)

    上記の資格や許可は、業者のホームページや電話、メールなどで確認しましょう。

    遺品整理業者の口コミや評判を確認する

    遺品整理業者に遺品整理を依頼する際は、口コミや評判を確認することも重要です。

    実際にその遺品整理業者を利用した人の声は、サービスの質や信頼性を判断するうえで貴重な情報源となります。

    たとえば、作業の丁寧さや対応の迅速さ、料金の明確さ、トラブル時の対応など、利用者の生の声からはホームページだけでは分からない実態が見えてきます。

    口コミや評判は良い内容だけでなく、悪い内容も合わせてチェックしましょう。

    遺品整理業者の口コミや評判は、下記の媒体で確認できます。

    • 比較サイト(エキテン、くらしのマーケットなど)
    • Googleマップの口コミ欄
    • 業者の公式ホームページの「お客様の声」
    • SNS(X、Instagramなど)での利用者投稿

    1つのサイトの情報だけで判断するのではなく、複数の情報源を組み合わせて、総合的に判断することが重要です。

    エコリサイクルのGoogleでの口コミはこちら

    見積もり時にサービス内容を確認する

    遺品整理業者とのトラブルを避けるためには、見積もり時にサービス内容をしっかり確認しておくことが重要です。

    遺品整理に含まれるサービス内容は、業者によって大きく異なります。「基本料金に含まれると思っていた作業が、実はオプション扱いで別料金だった」というトラブルは珍しくありません。

    たとえば、家電・家具の取り外しや、階段での荷物運び、仕分け作業、廃棄物の処分、清掃作業などは、業者によって基本料金に含まれていたり、別途料金が発生したりします。

    とくに見積もりに記載されている作業内容が「遺品整理一式」などのあいまいな表現だった場合は、後から追加請求されるリスクが高まるためしっかり内容を確認しましょう。

    遺品整理の見積もり時には、下記の項目が料金に含まれているかを業者に質問しながら確認を行うと良いです。

    • 遺品の仕分け作業
    • 家電や家具の取り外し作業
    • 大型家具やリサイクル家電の処分費用
    • エレベーターがない部屋からの運び出し作業
    • トラックに荷物が乗りきらなかった場合の追加費用
    • 作業後の簡易清掃費用
    • 特殊清掃費用

    気になる点があればその場で遠慮なく質問し、書面で残しましょう。

    キャンセルの可否やキャンセル料金を確認する

    遺品整理業者と契約する際は、必ずキャンセルの可否やキャンセル料金を確認しましょう。

    契約後に事情が変わってキャンセルせざるを得なくなることはよくあります。キャンセル料が発生するかどうか、手付金が必要な場合は返金されるのかを確認しておくことが重要です。

    「見積もり無料」と書かれていても、実際には契約後のキャンセルに手数料が発生する業者もあります。口頭ではなく、契約書や見積書に明記されているかどうかを確認し、トラブルを防ぎましょう。

    残しておく遺品は明確に分けておく

    残しておく遺品を明確に分けておくことも、遺品整理業者とのトラブルを回避するコツです。

    作業後に「これは処分しないでほしかったのに」とならないよう、事前に残す遺品は明確に仕分けしておきましょう。

    たとえば、必要なものには「残す」と書いた付箋を貼る、専用のスペースにまとめておくなどの工夫が有効です。

    また可能であれば、仕分け作業には立ち会うことをおすすめします。エコリサイクルでは、遺品仕分け時の立ち会いを推奨しており、現場で直接指示を出していただくことで、誤って処分するリスクを回避しております。

    遺品整理業者とのトラブルが起こった場合の相談先

    万が一、遺品整理業者との間でトラブルが発生してしまった場合には、早めに第三者機関へ相談することが重要です。

    居住する自治体にある消費生活センターに連絡を取りましょう。消費者ホットライン「188(いやや)」に電話をかければ、最寄りの相談窓口につながります。

    契約の内容や状況によっては、クーリングオフ制度が適用される場合もあります。

    また「業者から脅迫まがいの言動を受けた」「強引な勧誘や不当な料金請求をされている」といった場合は、警察へ相談しましょう。

    1人で悩まず信頼できる機関を頼ることが、トラブルの早期解決につながります。

    参考:消費者ホットライン|消費者庁

    エコリサイクルの遺品整理事例

    ここでは遺品整理業者であるエコリサイクルに遺品整理をご依頼いただいた方の事例を紹介します。

    • 仙台市泉区|遺品整理・生前整理と介護施設への引越し
    • 仙台市太白区|遺品整理・生前整理と不用品の買取

    仙台市泉区|遺品整理・生前整理と介護施設への引越し

    Before

    After

    作業内容 遺品整理・生前整理・ハウスクリーニング・お焚き上げ供養・介護施設へ引越し・エアコン取り外し撤去・給湯器取り外し撤去・風呂釜取り外し撤去
    お部屋の広さ 2LDK
    作業人数 5名
    回収料金 220,000円(税込)
    買取価格 55,000円

    (商品券、装飾品)

    ご負担料金 165,000円(税込)

    仙台市青葉区の戸建住宅にて、O様より遺品整理・生前整理のご依頼をいただいた事例です。

    O様は東京在住です。仙台にあるご実家では、4年前にお父様が他界され、今年83歳になるお母様が介護施設へ入居されることとなり、お父様の遺品整理とお母様の生前整理を兼ねてご依頼をいただきました。見積もりは他社を含む5社に依頼されたとのことです。お母様が高齢で業者とのやりとりが難しく、またO様も頻繁に仙台に通うのは困難とのことで、作業をすべて一括で対応できる業者を探されていた中、当社の迅速な返信対応や口コミ評価を信頼していただき、最終的にご依頼を決定していただきました。

    作業はすべてを1日で完了できるよう事前に綿密な段取りを行い、建物の養生から引越し作業、設備撤去までスムーズに対応。作業中には指輪やネックレス、金券も発見され、査定のうえ買取させていただき、料金から差し引く形でご案内したところ、大変お喜びいただけました。O様からは「本当に無理難題ばかりいってしまい、申し訳ございません。でも全て予定通りに進めることが出来たので本当にありがとうございました。」との嬉しいお言葉をいただきました。

    このようにエコリサイクルでは、遺品整理や生前整理に限らず、引越しや設備撤去、供養、買取り査定まで、幅広いご要望に柔軟に対応いたします。お客様のお困りごとを1つでも多く解決できるよう、スタッフ一同誠心誠意努めてまいります。

    仙台市泉区 遺品整理・生前整理と介護施設への引越しの事例詳細はこちら

    仙台市太白区|遺品整理・生前整理と不用品の買取

    Before

    After

    作業内容 遺品整理・生前整理・不用品の買取・簡易清掃(解体工事可能な状態まで)
    お部屋の広さ 4LDK+倉庫
    作業人数 5名
    回収料金 308,000円(税込)
    買取価格 18,000円

    4点(農具、ステレオ、スピーカー2個)

    ご負担料金 290,000円(税込)

    仙台市太白区にて、U様より遺品整理・生前整理のご依頼をいただいた事例です。

    U様は一昨年ご主人を亡くされ、1人暮らしとなった広い戸建てと倉庫の管理が困難なことから、マンションへの引越しを決断。その準備として、遺品整理とご自身の生前整理を希望されてお問合せくださいました。

    4LDKの母屋に加えて特注の2階建て倉庫がある広いお住まいでしたが、母屋の片付けは順調に進み、約1日で分別・運び出しを完了。築54年の建物は解体予定とのことで、大型家具の回収は不要でした。倉庫には農具やモルタル、ペンキ、スプレー缶など特殊な廃棄物が多く、他社では対応が難しいと断られたとのことです。当社では6名体制で丁寧に作業を実施。ステレオなどの買取りで費用の軽減にもつながり、U様にも喜んでいただけました。作業中には、旦那様が大切にしていた息子さんからのプレゼントや写真も見つかり、「ここは夫の秘密基地だったみたいね」と感慨深く語ってくださいました。

    事前説明や当日の報告の丁寧さも高く評価していただき、引越しも弊社でご予約いただきました。エコリサイクルでは、どんなに複雑な現場でもお客様のご要望に柔軟に対応いたします。遺品整理・生前整理はもちろん、特殊なものの回収や引越し、供養まで一括で対応可能です。ぜひお気軽にご相談ください。

    仙台市太白区 遺品整理・生前整理と不用品の買取の事例詳細はこちら

    エコリサイクルの遺品整理・生前整理サービスの詳細はこちら

    遺品整理業者とのトラブルを防ぐには事前準備が必要

    この記事では、実際にあった遺品整理業者とのトラブル事例とその対策について紹介しました。

    高額請求や無断処分といったトラブルは、遺品整理を依頼する際に誰にでも起こり得る問題であり、決して他人事ではありません。

    しかし、遺品整理業者とのトラブルは、事前準備や業者の選定をしっかり行うことで未然に防げます

    記事で紹介した注意点を参考に、信頼できる業者を慎重に選び、安心して遺品整理を進めていきましょう。

    仙台市周辺の遺品整理や、遺品整理に伴う不用品の回収は、ぜひ「エコリサイクル」にお任せください。

    エコリサイクルは、遺品整理の作業中に現金が見つかり、お客様にお渡しした事例が多くあります。なかには10万円以上の現金が見つかり、実質のサービス料金が無料になったお客様も。

    エコリサイクルは地域のお客様からの信頼を大切にしているため、現金などが見つかった場合も必ずお客様に報告いたします。

    エコリサイクルへのお問い合わせ、見積もりは無料です。まずは下記のページよりお気軽にご相談くださいませ。